
「動作が変で、電源の長押しで強制終了してたら、起動しなくなった。」と連絡が。
電源を入れてもハードディスクのアクセスランプが点灯しない・・・。
パソコンは東芝のノートPC「ダイナブック」の2006秋冬モデル。
パソコンを初期状態にもどすためのリカバリCD(DVD)を探してもらったら、「ない」とのこと。
最近販売されている東芝やNECなど大手メーカーのパソコンには、リカバリCD(DVD)は同梱されていない。
購入時に自分で作成するよう取扱説明書には書いてあるものの、ほとんどの人は最初からそんな手間のかかることはしていない。
それよりも、使用するソフトのインストールや設定などをするほうが先だ。
使用環境が整ってしまえば、ファイルやデータの作成作業をする。
そうこうしているうちにリカバリディスクの作成などは後回しに。
すっかりに忘れてしまう。
今回もそんなケースだった。
内蔵ハードディスクが破損していてリカバリデータを取り出せない場合は、ちょっと面倒なことになる。
OSのWindowsXPは現在入手困難なのでWindows7を購入しインストール。
その後、PC内に取り付けられている機器を制御・操作するためのドライバ(専用ソフト)をインターネットのホームページからダウンロードして、インストール。
さらに、今まで使用していたmicrosoftのOFFICEなどいくつかのソフトをインストールしなければならない。
経費と時間がだいぶ余計にかかるのだ。
まずは、ハードディスク(以下、「HDD」と略)をはずして様子を見る。
他のPCにUSBでつないでみたがディスクは回転せず。
何回か接続し直すと回転音がし始め、なんとか復活。
物理的にこわれているようなので、HDDの取り替えが必要と判断。
HDDは、金属の円盤が入っており、磁気を使って物理的に金属盤にデータが書き込まれる。
高速で回転している円盤にミクロン単位で部品が動き、データの書き込み作業をしている。
最近は、円盤の代わりに「フラッシュメモリ」に記憶させることで、動く部品のない「SSD」に交換することが多くなっている。
しかし、「SSD」は容量の割に価格が高いので、今回は予算の関係で従来型のHDDに交換することに。
なんとかHDDは動いたものの、マイコンピュータの画面に表示されない。
ディスク管理ソフトの表示によれば、HDDは3つに区切られていて、最後尾にリカバリデータが。
見えるように設定変更し、接続し直し。
後は、リカバリデータをDVD2枚にコピーして、リカバリディスクを作成。
リカバリドライブにあるデータを一覧にすると以下の通り。
| ・BIN(フォルダ) | ・PREINST001.TAF |
| ・I386(フォルダ) | ・PREINST002.TAF |
| ・PLANFOLDER(フォルダ) | ・PREINST003.TAF |
| ・BASE.ISO | ・PREINST004.TAF |
| ・DATA.INI | ・PREINST005.TAF |
| ・DMI.INI | ・PREINST006.TAF |
| ・EXCLUDE.INI | ・PREINST007.TAF |
| ・NTDETECT.COM | ・PREINST.TAF |
| ・NTLDR | ・Recovery.iso |
| ・PLANDATA.INI | ・SUPPORT.INI |
| ・PREINST.CRC | ・WINNT.SIF |
| ・PREINST.SAC |
上記ファイルをそれぞれ2枚のDVDに書き込めばOK。
それぞれの内容は以下の通り。
リカバリディスクDVD1
| ・BIN(フォルダ) | ・PREINST001.TAF |
| ・I386(フォルダ) | ・PREINST002.TAF |
| ・PLANFOLDER(フォルダ) | ・PREINST003.TAF |
| ・BASE.ISO | ・PREINST004.TAF |
| ・DATA.INI | ・PREINST005.TAF |
| ・DMI.INI | ・PREINST.CRC |
| ・EXCLUDE.INI | ・PREINST.SAC |
| ・PLANDATA.INI | ・PREINST.TAF |
| ・SUPPORT.INI | ・WINNT.SIF |
リカバリディスクDVD2
| ・DATA.INI | ・PREINST007.TAF |
| ・PREINST006.TAF |
この前HDD交換を行なったNECのPCよりもディスク内容を調べるのが困難だったが、なんとか無事にできた。
どちらも物理的に完全にこわれていなかったので、本当に助かった。
PCを渡しながら、帰ったらすぐに再インストール用のDVDを作成するように強く勧めたのは言うまでもない。
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